監督:ダリオ・アルジェント
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:マイケル・ブランドン、ミムジー・ファーマー、ジャン=ピエール・マリエール
【あらすじ】
ロックバンドのドラマー、ロベルトは黒いハットの男に付きまとわれていた。
ある晩、限界に達したロベルトは男に詰め寄るも、揉み合いの末に誤って彼を殺害。
その現場を覆面を被った謎の人物に撮影されてしまう。やがて脅迫電話がロベルトを襲い、彼の周りでは不可解な殺人事件が起こり始める。
【作品概要】
「動物3部作」において最も音楽と映像の融合が際立つ作品。
残酷と優美が同居する、アルジェントの革新的かつスタイリッシュな演出が光る。
そして映画のラストを飾る驚異的なスローモーション撮影は、圧巻の一言に尽きる。
1973年/イタリア/104分/カラー/スコープサイズ/イタリア語モノラル/映倫PG12指定
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監督:ダリオ・アルジェント
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:ジェームズ・フランシスカス、カール・マルデン、カトリーヌ・スパーク
【あらすじ】
遺伝学研究所での謎多き侵入事件と、所員である博士の列車での轢殺事件。
関係者が次々と殺される中、盲目の元新聞記者フランコ・アルノと若き新聞記者ジョルダーニは、決死の覚悟で犯人を追い詰めていく。
【作品概要】
『歓びの毒牙』大ヒットを受け、各国からの出資を受けて作られた監督第2作。
サスペンスとスリルに満ちた心理描写、科学と犯罪が絡み合うプロットが魅力の本作で、アルジェントは自身の十八番である華麗なる殺人描写に磨きをかけていった。
『ダーティハリー』『時計じかけのオレンジ』『フレンチ・コネクション』などがひしめく1971年の映画興行界でイタリアを代表し、ジャッロ映画の礎の形成に寄与した。
1970年/イタリア・西ドイツ・フランス/112分/カラー/スコープサイズ/イタリア語モノラル
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監督・脚本:ダリオ・アルジェント
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:トニー・ムサンテ、エヴァ・レンツィ、スージー・ケンドール
【あらすじ】
アメリカ人作家サム・ダルマスはローマに滞在中、ギャラリーで起こった殺人未遂事件を偶然目撃する。
謎の連続殺人事件に巻き込まれた彼は帰国を断念し、現場で耳にした《鳥の鳴き声》を手がかりに真相を解き明かそうとする。
【作品概要】
原作はフレドリック・ブラウンの『通り魔』。
アルジェントの監督デビュー作であり、彼の独特の映像美学と緊張感あふれるストーリーテリングが光る作品。
特にショッキングなビジュアルと斬新なカメラワークが特徴で、後のジャッロ映画に多大な影響を与えた。
1969年/イタリア・西ドイツ/97分/カラー/スコープサイズ/イタリア語モノラル
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